世界のイロイロ

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仕事を退職したら何をすべきか?

こんばんは、ネコネコムです。
今日はタイトル通り、クソブラックな体育会系強制収用所(会社)を退職した場合、何をすべきなのかについて書きたい。
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誰だって仕事が辛いなあと思ったことはあるだろう。僕も例に漏れず、会社が辛すぎた。人によって辛い理由は色々あるけれど、上司がパワハラモンスターだとか、終電逃すレベルで残業してるのに全てサービス残業扱いだとか、単純に仕事がクソほどつまらないとか、そういう理由が多いんじゃないかなと思う。僕の場合は、上記全てに当てはまった。全てである。
1つ例を挙げると、同じチーム内で不倫している上司がいて(もう法的にもアウトなんだけど)、毎日わけのわからない会議を5つくらい入れてくる。1つの会議は1時間くらいあったから、計5時間くらいある。下っ端の僕は、議事録というものを書かされるんだけど、これがマジで必要ない。重要な発言のみを記録して、会議の流れを追えるようにしておくならまだわかるけど、しょうもないおっさんのオヤジギャグみたいなものまで逐語録として記録させられていた。
当然会議中には終わらないので、持ち帰ってやるのだけれど、これがまあ時間がかかる。そうこうしているうちに、夜中の10時くらいになるというのが毎日続いていた。
一度書いた議事録を不倫をキメてる上司にメールで送るんだけど、こいつがなかなか頭おかしいので、なぜか逐語録を自分の都合の良いように解釈して直してくるのだ。これを次の日の朝までに修正して再提出しろって言ってくるのだから、本格的に頭がイかれていると確信した。
夜中の10時に議事録を書き終えて、そこからやっと自分の仕事が始められるのだ。え?自分の仕事って何?と思った読者の皆さん、するどい。そう、僕はしょーーーーもない議事録を書くだけでなく、数値の分析やディスカッション資料の作成、部門戦略の素案策定などなど他にも色んな仕事を命じられていたのだ。そんなもん10時から始めて終わるような量ではない。当然平日はほぼ毎日徹夜して朝シャワーだけ浴びに家にタクシーで帰るという贅沢なタクシー遊びを続けるはめになった。この上、上司の接待や客への説明や、本当に意味のない雑用まで振られていたのだから、よくやったよ当時の僕、君は偉いぞ。
この他にも昨日言ってたことと今日言ってることが180度変わるメンヘラ不倫女上司や、自分の仕事を全て僕に振って一人タバコを吸いに行くぶん投げ系パワハラ上司など、人間のクズみたいなやつが群れを成していた。
さて、長くなったけど、そんなこんなでブラック企業を辞めた僕だけど、何をすればいいのか困った。とりあえず転職活動かな?って思ったけど、働くのが嫌すぎる。幸い、使う暇すらなかった給与がすずめの涙ほどだがあったので、それを浪費すれば少しだけ働かなくても大丈夫そうだ。今まで無職になったことはあまりなかったので、全力で無職を楽しむ方法を考えてみた。
 
①昼ビール
まず何と言っても昼ビールだろう。読んで字のごとく、昼からビールを飲むだけで完了するこの方法は手軽な上にお金もかからない。クソほど働いているサラリーマンの集まる、夜は居酒屋やってるよ的な店でランチビールを頼んでも良いし、静かな公園でコンビニで買ったビールを飲むのでも良い。無職であることに引け目を感じてはいけない、人間は生まれた時は無職である。労働という自己犠牲を経て、無職という言わばマリオでスター取った時状態の価値を最大限まで高めたと思ってほしい。無論、元々働いたことないよ、ニートだよって人は一回くたばれ。
仕事がある時には出来なかったお昼からお酒飲んじゃってま〜す状態を謳歌してほしい。

 

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②実家に帰る
2つ目は実家への帰還である。実家近いから、毎週帰ってるよって人はごめん。でも、毎週帰ってるよって人もせっかくなので親に恩返しをしてみてほしい。仕事があって出来なかった気遣いが今なら出来るはずだ。ただし、実家に長く居ると、働かない僕VS息子を働かせたい親のバチバチが始まる可能性が高いので、適度に切り上げよう。

 

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③退職記念祝賀会を開催
退職記念祝賀会とは何か?何を隠そう、無職になったことを友達に祝ってもらう会である。現代人はなかなか無職にならない。辞めようとする奴を同じ会社で最低3年は働け!という意味不明な風潮すら蔓延している社会なのであります。こんな状況だから、無職は貴重な存在と言えるかもしれない。じゃあその稀有な存在を祝っても良いんじゃないか?というのが今日ご提案する会のコンセプトです。
仲の良い友達を呼んでもいいし、なかなか会えない人を呼んでもいい。会社関連の気まずい人でなければ誰を呼んでも構わない。
集まってくれる人は当然僕の無職を祝いに来てくれた人であるからこいつ無職でおもろいなって思ってくれるいい奴であると同時に、僕がお金がないことも理解しているはずである。つまり、僕の財布はその日限りは家で留守番をしていても誰も責めないのだ
ふざけるな!少しくらい払え!と叫ぶ輩がいたら、逆転裁判さながらこう切り返してほしい、「何を祝いに来たのか?」この一言で相手は自らの矛盾で自滅の一途を辿るのだ。退職記念祝賀会は無職の特権である。
 
④旅行
無職は時間がある。それも膨大に。そういう時は、ほとんどの人が行けもしないのにテレビの大きな尺を使って煽り活動を続ける旅番組でも見習って、思いつくところに旅行に行ってほしい。日本国内でもいいし、海外だっていい。行きたいなって思ったところの1つくらいは行くのだ。人生はかなり短い。ブラック企業で働いてきたのだから、寿命だってより短くなってるに違いない。思い立ったが吉日。「◯◯(行き先) 行き方」でググればすぐに移動方法が出てくる。そうやって実際に行動を起こすと、行きたいところにサクッと行けちゃう自分が完成して、少しだけ自分を好きになれるのだ。旅行先を楽しむだけでなく、自分に自信を持てるようになる効果もあるかもしれない。一石二鳥なのであります。
 
⑤家を何日でないで過ごせるかマラソン
今まで人類は何日寝ないで過ごせるか?とか何日水を飲まずに生きれるか?とか、本当にしょうもない挑戦を続けてきた。どれもこれも不毛な闘いであったが、これもなかなか不毛と言えると思う。
現代人は意外と毎日外に出ている。たまの休みで疲れ切っていて家にずっと居たよって人もいるけど、そういう奴は意外と夕方くらいに起きてコンビニとかに行っているんだ。酒でも買ってるんだ。
ということで、このチャレンジはただただ家から出ないということをどれくらい続けられるかというアホなチャレンジ。まずは食料を買おう。コストコでも行って、ゾンビ映画の世界でも訪れたのかなってくらい食料を買い込んでほしい。そして、あとは籠るだけ。インターネッツでAVを見てもいいし、映画や海外ドラマを飽きるまで見てもいい、お風呂になが〜く入ってもいい。今まで出来なかったゲームをセーブなしでクリアしてもいい。今まで出来なかったお家のレクリエーションを全て実行しよう。1つ残らずだ。
 
そうこうしていると当然のことだけど、飽きる。そう、圧倒的な倦怠感と飽きがやってくるのだ。あんなに観たいと思っていた映画があったのに!とかあんなにやりたいと思っていたゲームがあったのに!という感じで、意外なほど執着がなくなる。
裏を返すと、外に出たくなるのだ。外に出て誰かに会いたくなったりする。
無職って結構家にいる時間が長くなりがちだから、外に出て誰かに会うことが少なくなってしまって鬱病発症したり、ネットで悪口しか書かない根暗クズ人間に成り下がっちゃうこと多いけど、このチャレンジを無職ビギナーあたりでしておくと定期的に人に会いたいなって思うようになって、結果的に楽しく無職生活送れる。もしかしたら、次の仕事がすぐに見つかるかもしれない。そんなプラス効果もあるよって話でした。
(ネコネコムの記録は5日と13時間でしたので、もし記録を突破される方がいらっしゃいましたご一報ください)
色々とダラダラ書いたけれど、どれも押し付けるものではないし、途中で嫌になったら辞めてもいい。それが無職の特権だから。人生においてこうあるべきとか、あれをしなければならないというのは意外とない。人を殺したりとか、犯罪に関わることは論外だけど、それ以外は迷惑をかけない範囲であれば何をしても、逆に何もしなくても大丈夫。でもなにかをしたくなったら最後までやってみてほしい。そうすることでまた少し自分を好きになれるかもしれない。

 

  

好きっていいなよ。

好きっていいなよ。